石垣島移住情報

石垣島の概要

冬になると、どうしても温かいところへ行きたくなりますよね。沖縄は、冬に人気の観光地のひとつです。最近では、修学旅行でも沖縄へ行く学校が増えているようです。その沖縄県のなかでも、石垣島は、本土の次に、やはり人気が最大です。沖縄まで行ったなら? 是非、石垣島まで足を伸ばしてみてはどうでしょう?本土は違う、島ならではの魅力を楽しむことができるでしょう。

石垣島は、沖縄県石垣市にある島です。石垣島は八重山諸島に含まれ、これらの諸島の政治・経済・教育・交通などの中心地となっています。石垣島の面積は約222.6平方kmです。沖縄県内では3番目に広い島です。一番はもちろん、沖縄本島です。2番目は西表島、そしてその次の3番目に広い島が石垣島です。人口は約4万5千人ですから、本当にこぢんまりとした島といえるでしょう。

石垣島は沖縄県に属します。しかし、沖縄県の県庁所在地である那覇市との距離は410km以上です。その距離は、なんと、東京と大阪の間の距離に相当するというから驚きですよね。逆に、台湾とは270km程度しか離れていないのです。名古屋や大阪からは、沖縄本島を経由して、石垣島を通り、台湾へといたる船のコースもあります。もちろん、飛行機で行ってしまえば本当に近いですが、たまにはのんびりと船で海を楽しむ旅を経験してみてもいいかもしれませんね。

石垣島は地理的には沖縄の那覇はもとより、その他の地域よりも台湾に近い場所に位置しているといえます。

地勢

石垣島は、八重山諸島に属します。北緯24度20分4秒、東経124度9分22秒です。面積は222.64平方キロメートルの小さな島ですが、それでも石垣島が属する沖縄県のなかでは、沖縄本島が1番、2番目は西表島、そしてその次という3番目の大きさを誇ります。
東シナ海に所在する石垣島ですが、その島はどのような形をしているのでしょうか?

石垣島を上空から見下ろすと、ほぼ正方形に近い形をしています。北東部には細長く平久保半島が突き出たかっこうをしています。島の中央からやや北にかけて標高526mの於茂登岳が広がっています。意外に思われるかもしれませんが、これは沖縄県の最高峰です。この山を含み、これよりも北へ向かっていくと、山がちとなっています。海というイメージが強い、石垣島ですが、このあたりは少々、イメージしているものとはことなる景観が広がります。

一方、南部に回ると、また違う石垣島の魅力に出会えます。南部には隆起サンゴ礁の平地が多く広がっているのです。人口も南部側に集中しています。南部へは、宮良川が広がっていますが、その他には、あまり大きな川はありません。

沖縄、とくに石垣島では、是非、普段なかなか目にできないすばらしい、サンゴ礁を楽しんでください。サンゴ礁というのは、造礁サンゴの群落によって作られた地形の一つで、日本では南西諸島や伊豆諸島、小笠原諸島などで見ることができます。さらに小規模なものならば、日本本土でも見ることができます。

移住

石垣島の豊かな自然環境やゆったりとした島の魅力に引かれ、石垣島への石垣島を考えている人もいらっしゃるかもしれません。実際、石垣島に移住するという場合、どのような問題や準備が必要となるのでしょうか?

実際、石垣島に住むようになるから、といって費用がよけいにかかるということはほとんどないようです。むしろ生活費は都会と比べると必要ないかもしれません。たとえば、持家は、2000万円ほどで郊外の100坪ほどの土地で十分にゆとりのある生活をできます。家自体は小さいかもしれませんが、庭や、周囲の自然が豊かですから、精神的にはずっと豊かな生活といえるでしょう。

行楽費用は、あくまで自然中心の楽しみを求めるのであれば、ほとんど費用らしい費用は必要ないでしょう。公園も立派で、設備が整っています。人口が少ないから、何をするにもゆったりです。サンゴ礁の海、バンナ公園など、車さえあればさほど時間がなくても、観光地にもなりそうなスポットへ行くことができますし、空いたなかで楽しめます。ガソリン代や時間、経費、いずれもさほどかかりません。

ただし、あくまで自分で出向いて決めることは大切です。電話やファックスだけのやりとりでは、実際に移住したときに思わぬ不便を強いられることがあります。環境や学校、交通事情などはきちんと確認しておくべきです。

ひとつ注意しておくべきことは、車が錆びやすいということです。海が近いから仕方ありません。特に車体の下部は錆止め塗装が欠かせないでしょう。中古車がいいのでは・・・と思います。

日常生活

石垣島は、数ある離島のなかでも特に辺境というイメージがあるかもしれませんが、実際、石垣島での生活は本土とほとんど変わらないといえるでしょう。食品は、本土から運んでくるものは多少高めなのは、しかたないともいえます。しかし海産物は、石垣島近海で新鮮なものがとれますから、値段も安く、新鮮です。実際、サンゴ礁の魚など、ちょっとびっくりしてしまうほど色鮮やかな魚がスーパーに並んでいます。これらは石垣島ならではの食材といえるでしょう。石垣島に行ったら、是非、地元のスーパーを覗いてみるのも楽しいかもしれません。初夏から晩夏にかけては、カツオやマグロがとれます。そのため安価で新鮮なものが店頭に並び、食欲をそそります。

種類も豊富で、新鮮、しかも比較的安価な魚介に比べ、野菜は少々高めです。特に、台風のあとにはかなりの値上がりが予想されます。島野菜を家庭菜園などで作っている農家もあり、郊外の青空市などで売られていることもあるようです。

また、生活雑貨は別として、そのほかではやはり手に入りにくいものもありますが、最近ではネットや通販が盛んですからさほど本土と違いはありません。とはいえ、配達料が割高になってしまうのが悩みの種です。

ただし、石垣島の場合、衣類の大半は夏物です。年間を通して4月から11月まで半そででいいのです。この間は、さほどおしゃれに気を使う必要がない、という人もいます。一方、冬になるとおしゃれへの関心が高まるようです。

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